2022年3月18日
大阪工業大学 梅田キャンパス OIT 梅田タワー 常翔ホールにて
『第40回 近畿地区本部 技術研修会』を開催いたしました。
蔓延防止等重点措置が発表されている中で対面・Webのハイブリッド形式を採用しての開催となりました。
対面参加80名
Web参加160名
合わせて240名の方が参加していただき過去最多となりました。
はじめに開会にあたり近畿地区本部 丸山本部長よりご挨拶を頂きました。
『令和3 年度活動報告ならびに令和4 年度活動計画』について各地区代表者(大阪兵庫工組 栗延氏,滋賀工組 山内氏,奈良工組 長岡氏,京都工組 岡本氏,和歌山工組 上田氏)により発表していただきました。
『令和3 年度全国統一品質管理監査結果報告』は大阪兵庫工組 庄野氏より発表していただきました。
研究発表は以下の順に発表いただきました。
◆大阪兵庫工組 安田慎吾氏
『スラグ系細骨材を用いたコンクリートの収縮ひび割れ抑制 効果に関する基礎的研究 その①,その②』
◆大阪兵庫工組 河野 忠氏
『高濃度スラッジ水を用いたポンプ先送りモルタルの検討』
◆大阪兵庫工組 谷村賢一郎氏
『リサイクル骨材を多量使用した資源循環型コンクリートの検討』
◆大阪兵庫工組 仲谷恵美氏
『フレッシュコンクリートの試料採取量減量に関する実験結果』
◆大阪兵庫工組 船尾孝好氏
『クラウドサーバーを活用したファイル管理システム』
◆和歌山県工組 瀬迫大作氏 (ニューリンクコンクリート(株) 第二工場)
『砕石粉を用いたスランプフローコンクリートの 導入に向けた配合決定実験』
◆滋賀工組 里川 学氏
『早期交通開放型コンクリート舗装(1 DAY PAVE)の 試験施工および曲げ強度と積算温度の関係』
◆和歌山県工組 大前祐樹氏
『強度試験用供試体の小型化に関する検討』
以上,大阪兵庫工組5名,和歌山県工組2名,滋賀工組1名,合計8名の方に発表していただきました。時間の都合上持ち時間10分となりましたが,新技術・省力化等の時代にあった題材による発表をしていだきました。
特別講演といたしまして
鳥取大学名誉教授 大阪産業大学元教授 西 林 新 蔵 氏
「カナダのコンクリート事情(バンクーバー地区) 」
西林先生には1時間程度のご講演を頂戴し,カナダバンクーバー地区における生コンの在り方や国をあげてSustainability(将来の世代のニーズを満たす能力を損なうことなく,今日の世代のニーズを満たす)の問題に取り組んでいることや原材料の地産地消についてもご講演いただきました。
閉会にあたり近畿地区本部技術委員会栗延委員長にご挨拶をいただき閉会となりました。